10日に石川康宏先生の講演を受講して感じたこと・・・・・。
これまで私は、自民党の潜在的な主流は、「対米従属、財界言いなり」だと考えていた。
それに対して安部首相は、「親の心子知らず」で、そういう立ち位置と矛盾する復古主義者だと考えてきた。
そのことについて石川先生は、実はそうではなく、2009年に政権交代が起きた後、これまでの自民党の政策と変わらない政策を民主党が進める下で埋没しないように定めた『2010年自民党新綱領』により、今の自民党は改憲を第一課題とする右翼政党になっていると、豊富な事実をいっぱい挙げての指摘だった。
同時に先生は、そのことは、アメリカにとっても、経済第一の財界にとっても矛盾そのもので、旧来の自民党の幹部等にとっても許しがたいところとなっている。だから、一方では『田母神61万票』という憂うべき事態が生まれているし、一方で革新と真面目な保守との共闘が生まれているのだと。
その外、示唆に富んだ講演が続いたがそれはまた後日。
最後に先生は、若い人たちに対して「こんな正しい話がなぜ判らないのか」と言っても共感は広がらない。
新聞だけでなく本を読むことが大切。
「ネットは苦手」などと言っておらずSNSに努力すること・・と提起されたが、椅子に座った多くの昔青年は笑うばかりだった。
むむむむむ。
追記
左の写真のように、『若者よマルクスを読もう』にサインをしていただきました。
康弘は康宏ではないですか?橋下氏が市長になった年に先生の講演を聞きました。当時、橋下氏のツイッターに70数万人のフォロワーがいることに触れгパソコンは苦手だ」гツイッターはわからない」という方もいるかも知れないが、今の時代その力を身につけて、皆で分担すれば橋下氏ののように一人で70数万もツイート届けることは無理でもそんなに難しいことではないはずです。г苦手だ」と言わず言わずにг学んで」ください。とおっしゃっていました。耳が痛かったことを思い出しました。
返信削除chinunoumiさん、ご指摘ありがとうございます。 訂正いたしました。
返信削除そして、ツイッター等SNSのこと、ちょっとでも前向きに努力することが大切ですね。
ツイッターと同じようなフェースブックに石川先生が「今夜は奈良」とあったので、「著書にサインをいただけませんか」と返したら「いいですよ」と返ってきました。
つまらないレベルの話ですが楽しいことです。
私は思うのですが、SNSで世の中を変えようという前に、SNSで自分が変わろうというのが的確なように思います。
いただいたサインを本文に追記しました。