こんなことを言うと他人は信じないかもしれないが、こう見えても私は結構「企業戦士」だった。
だから、振り返ってみるとその間は、ということは人生の大半は、自然とは無縁の電話やパソコンや法令集と格闘し、夜は安い飲み屋でウダウダと語っていた。若い頃は、半分バブルのような時代背景もあり、さらにキラキラ輝く夜の街でカラオケなどを重ねていた。
今から考えると、懐かしくもあるが人生を少し損をしていたような気もする。
その分を取り戻そうと、リタイア後は身近な自然を観察するようになったが、ちょっと大げさに言えば、初めて自然だとか四季の偉大さに驚く日々である。
先日、chinunoumiさんが「若牛蒡を食べたぞ」とコメントに書いてくれた。故郷の「じゃこ天」と炊いたらしい。
ご兄弟が八尾におられるひげ親父さんが、毎年届く若牛蒡を「待っているところだ」と応じていた。
こういう些細な季節の話題を交換できるのも、お互い歳もいき、心にゆとりができたためだろう。
そんな今日、妻が「買ってきたよ」と大きな若牛蒡を私に見せた。
さらには、「新じゃが」と「新キャベツ」も。
ただコープで買ってきただけのものだが、すべて春の野菜である。
そう、和食の生命は季節感ではないかと思う。(そんなことは皆言っている)
その上に、「八尾の若牛蒡」は春の香りであるとともに大阪・河内平野の「地野菜」でもある。
が・・・、夕食時、妻は「この若牛蒡は高知産やった」と・・・・。
道理で、生駒おろしではなく、も少し南国の香りだと感じていた。(そんなことある筈ないか)
若牛蒡とは何ぞやと思い、パソコンで検索してみました。写真を見て「葉ゴボウ」やと分りました。そう言えば、こちら(南国土佐)で栽培している農家がありますが、それほど多くはありません。春の香りは十分したと思います。なぜなら、大雪で大災害が発生している中で、私の住んでいる地区は雪が全然降りません。近所の有名な桑田山では早咲きの桜が咲き始め、3月1日にはキャンドルサービスも行います。こちらはもう春です。
返信削除文句なしの春の便りありがとうございます。
返信削除だからプロ野球のキャンプの地なのだと納得です。
ピンポ~ン、葉牛蒡です。
企業戦士の定義は?貴殿が自らをそのように考えているのは驚きです、小生にとって、貴殿が本部役員に選出されたことは驚きであり、世の中がなんたるかも知らなかった時期に、あなたは闘士でありました、何年間役員を務めたか?その間は闘士であったと考えています。思慮深い貴殿のことですから企業戦士と言うのも正しいとは思いますが小生は、闘士との形容の方がピッタリ来ます。生意気言ってすまへん。
返信削除chinunoumiさん、はははは、本業が労働組合業務で副業が企業業務であったと正確に述べよ・・というお叱りには抗弁できません。
返信削除ここは、そんな文系の毎日で、理系の自然とは全く疎遠なまま人生の大半を過ごしてしまった反省とお聞き流しください。
季節の便りや時事問題、コメントをよろしくお願いします。
自由闊達な議論を談論風発・・といきたいものです。