例えば、ヨルダン川西岸(東エルサレム)では「国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部」ビルそのものがイスラエルによってブルドーザーで破壊されていたというのだが、日本は国連加盟国、その分担金は米中に次いで世界第3位とか。その建物(財産)をイスラエルが一方的に破壊しているのを私は知らなかった。つまり日本のメディアはほとんど(全く?)報道しなかった。
知らなかったということでは、私の勉強不足に尽きるのだが、イスラエルでは「カタールゲート」と呼ばれる事件が問題になっているという。
驚くべきことにカタール政府は2018~2023年、当時のイスラエルのネタニヤフ内閣の承認を得て、ハマスが支配するガザに毎月数百万ドルの現金と支援物資の提供を行っていたが、その過程で、ネタニヤフ氏の側近2人がカタールから金銭を受け取った疑いで捜査されているらしい。
「何かの聞き間違い?」と思ったが、西谷氏によると「イスラエル(ネタニヤフ)はパレスチナ暫定自治政府の内紛を大きくするために、西岸で主流であるPLO(その主流のファタハ)とガザのハマスの対立が深まるようハマスを裏で「援助」していた」と解説していた。2023年のハマスのイスラエル侵攻まではそれで上手くいっていたらしい。
それがカタールゲートで徐々に暴露され、ネタニヤフ自身にも捜査の手が伸びてきたため、一番効果的な戦争によって政権延命を図ろうとしているのが現状の本質部分だという。
そういう意味で、秋には選挙を控えているネタニヤフと同様に中間選挙を控えているトランプの利害が一致し、戦争政策をもてあそんでいると考えられそうだ。
そこに、恐ろしいほどの宗教右派の主張と「票」があるので、極東の小市民にはなかなか理解が及ばない。
西谷氏の話は You Tube 「路上のラジオ」(第276回など)で聴けるから、それぞれで探求するしかなさそうだ。
なお、カタールゲートのゲートという言葉が1970年代アメリカのウォーターゲート事件に由来していることはいうまでもない。

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