2026年3月20日金曜日

やはり9条

    トランプの言うことはころころ変わるからその一つ一つについて論評するのはしんどいし意義も大きくはないが、こんな情緒不安定な男一人に絶大な権力を集中させている超大国を見ていると、権力の分立ということが民主主義にとって如何に大事かということが判る。
 そもそもトランプは、同じように脛に傷を持つネタニアフの誘いに乗って、エプスタイン事件に蓋をするために戦争を始めたというのがもっぱらの真相と言われているがそれは後に書くとして・・・

 さて、トランプのイラン攻撃とホルムズ海峡への艦艇派遣要請を見ると、いわゆる西側の各国首脳でも、NATO、カナダ、スペイン、イタリア、ドイツ、イギリス、さらにはブラジルその他でもきっぱりNOと応え、そんな中、日本政府の属国根性だけが鮮明で、それが日本国民の特徴的精神だと世界に思われるのは恥ずかしい。

 イラクのフセイン殺害戦争のときなどにブッシュの要求で日本は1兆円を超える金を出したものの、アメリカはショーザフラッグ(日の丸を見せろ、人を出せ)と日本をなじったが、終わってみれば、当事者のアメリカもイギリスも「イラクは大量破壊兵器など持っていなかった」と弁明した。
 トランプのホンネを絵に描くと、そのうちに「共同作戦の戦死者の数に応じて関税をかける」と言いたいだろう。中学校のテストで「次の文章から作者は何を言おうとしたのかを書け」というので言えば・・・

    戦後80年、戦争で自国民が殺されたり他国民を殺したりしてこなかった国であることを現政権は恥じているのであろうか。裏返せば、この稀有な平和を維持してきた力は憲法9条である。
 核を含む軍事力での抑止力というのは「変なことをしたらタダではおかんぞ」という「脅迫力」であるから対する国には恐怖である。当然その国は上回る軍事力で恐怖を乗り越えようとする。けっきょく決着がつくまでに莫大な犠牲者が生まれる。つまり殺し殺される。
 国際関係は中学生の不良グループの喧嘩ではない。
 そして、嫌いな人間どおしなら分かれればよいが、隣国、近国という土地は引き離すことはできない。
 外交のできない人たちに政治を任してはならない。

 【どう考えてもこの訪米は百害あって一利なし。一体、何のための訪米なのか。ブチ切れるトランプ大統領に言い訳に行くのか。そのために貢ぎ物を用意し差し出すのか。今度の訪米に意味があるとすれば、米国隷従からの方針転換を鮮明にすることだ】は日刊ゲンダイの主張。異議はない。

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