2026年2月1日日曜日

どれも理に適ってる

    (1)今日は日曜日、昨日書いた(私の俳句が掲載された)赤旗日曜版の日曜日。
 その赤旗日曜版に、ちょうど選挙の真っ最中だから、「共産党を私は推す」という企画があったが、その中に作家・詩人の池澤夏樹さんの寄稿があり、心から共鳴したので紹介する。

🔳 女性が首相になるというから見ていたら、中身はまったくの自民のおっさん。国を右へ右へと引きずっていく。とんでもなく好戦的で、危うい発言で中国を挑発して嬉々としている。いざ開戦となったらどれくらい嬉しい顔をするのだろう。
 だいたい米国の空母の上で大統領に媚びてはしゃぎまくるなど、靖国の英霊がお怒りになっていないか(と冗談のつもりで言ったが本当かもしれない)。
 立憲民主党が公明党と一緒になって、妥協の果てに反原発と反安保政策の旗を降ろしてしまった。右と左を足して2で割って「中道」って、そんな計算が成り立つか?
 という風に他の政党が話にならないから日本共産党を応援するのではない。掲げる政策がどれも理に適っているからだ。この党が力を得ればその分だけ日本の政治はまっとうになる。人を不幸にする諸勢力を押し返せる。一時の好き嫌いではなく、落ち着いて考えて投票所に行こう。🔳


 (2)新聞の折り込みに自民党の法定ビラがあったが、5つの太い政策中の2本が「防衛力」と「憲法改正」であった。首相は選挙が終わったら「この政策が全権委任された」と言うつもりなのだろう。
 この政策について、素朴な感想を述べてみたい。
 さて「防衛力」のことを「抑止力」と唱えていると思うが、要するに、軍事力を増強して近隣諸国に対して「何かあったら(有事)貴国(仮想の隣国?)を叩き潰すから手を出すなよ」ということを夢見ているのだろう。難しい理屈を言わずともトランプの真似だろう。
 その場合、貴方(この読者)が、国土面積でも人口でも、近頃は経済力でも日本を超えている国が同じように考えたらどうする。その場合、「俺の国を侮るなよ」と日本を凌ぐ軍事力を持つだろう。もちろん「防衛力」「抑止力」と言いながら。
 こういうのをチキンレースと呼ぶ。「ビビったら負けや」という中学生不良グループの発想だ。
 ただこのチキンレース。近隣の国は最新鋭の核兵器で脅す必要はない。
 海上の島国には50基を超える原発が立っていて、その外部電源あたりが切れただけでこの国は壊滅的打撃を受けるのだ。
 もうエエカゲン、抑止力という幻想に惑わされず、憲法を掲げた外交で日本を守ると考えたらどうか。

 もう一つ、軍事力と憲法に関わって首相らの発言を聞いていると、「〇〇有事でアメリカが戦争しようかというときに、日本は憲法上参加しませんと言ったらアメリカは日本を守ってくれないだろう」という発想がある。
 現実には、アメリカはアメリカの利益のために日本国中に基地を置いているのだということはアメリカの記録で明らかなのに。
 ただトランプは先日「同盟国」に「俺たちがアフガンや中東で戦っていたときに貴国は何をしていた」と言って、イギリスやヨーロッパ諸国の反発を食らったが、こういうトランプ流の脅しになにがしかの貢物を出して許してもらおうという発想なのだろう。その貢物、それは日本人の命である。自衛隊をアメリカの戦場に送り出して、何人もの自衛隊員が死亡すればアメリカに対して大きな顔ができるという発想だ。

 戦闘のゲームで勝った負けたを喜んでいる青年には自分が殺される、生身の他人を殺すという現実感がないかもしれないが、
 自民党の政策ビラを太陽にかざすと、そんな「あぶり出し(文字)」が私には読める。