その中でもタラバガニの巨大な脚は、見ているだけでも圧倒されるほど立派なものだったが、プーチンのウクライナ侵略を思うと意地でもロシア産は買う気になれなかった。正確には懐事情も許されなかった。
全般に私は食べ物に関しては少しばかりは国粋主義者である。
さて先日、いつもとは異なるスーパーに行ったところ、国産なら4,000円はするような大きくて質も悪くなさそうな中国産ウナギのかば焼きが、1,000円弱で並んでいた。
習近平の強権的な政治姿勢も好きではないし、何しろその国の安全基準には種々疑問を持っているが、わが夫婦は歳も歳だしとか考えて購入し、料理酒で蒸しあげて「まむし」にして堪能した。
そんなエセ国粋主義者の「まむし」の一件を妻が娘に話したところ、実はその店のそれを娘も買ったという。この親にしてこの児あり。
エセ国粋主義の標榜はガタガタと崩れて新年を迎えようとしている。




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