ネットの世界やテレビのワイドショーなどでは「中国に舐められるな」「中国は明日にでも攻めてくる」みたいな発言が目につくが、一方、テレビの普通のニュースを見ていると、イオンが中国内陸部湖南省の省都長沙市に大型ショッピングモールを開業したことを報じていて、映像では、混乱などなく大勢の地元客が買い物や食事を楽しんでいた。
共同通信によると、新店は「イオンモール長沙湘江新区」で、延べ床面積は23万6千平方メートル。「ユニクロ」や「無印良品」といった小売店に加えて、映画館やアミューズメント施設などを誘致し、一日楽しめるよう工夫した。長沙では夜間の消費活動が活発で、未明まで営業する一角も設けた。・・ということらしい。
映像の限りでは、日本では珍しいほどの充実ぶりだった。
もちろん日本と中国との経済関係では多くの競争・競合もあるが、このように切っても切れない隣国同士である・・・ということを直視することがリアリズムで、歴史の時間でいえば一時(いっとき)の格差を鼻にかけて、仲間内のウケを狙ってエラそうにふるまうのは小児病だと私は思う。
自国を卑下する必要はないが、夜郎自大は見苦しい。

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