縁起の割には小さな天満宮だがその日は大勢の参拝者だった。
(土師氏は元は古墳の築造や埴輪の製造などを担っていたが、薄葬令以後学問の道に変更し、菅原や大江になった)
演者と観客が一体となると、肥まきの場面では観客に頭からぶっかけ(もちろん動作のみ)て、ぶっかけられた観客もリアルに悲鳴を上げるなど、祈り、祈願の神事から笑いの芸能が生まれたことが文句なく納得できた。
(寄り道だが、以前に見学した某有名八幡宮のおんだ祭は形式的に流れ形骸化していたゾ)
常連風?の方に教えてもらい、祭場周囲のロープに吊るされていた紙の束から紙をとり、「おひねり」をいくつもポケットに用意し、牛役の子どもの熱演に「おひねり」を投げ入れるのも楽しく、そのことで参拝者もただの観客でなくおんだ祭の参加者を実感した。
私も、種もみ(これは本物)や肥もたっぷり浴び、早苗である「松葉」をもらって帰った。。
神事風に言うならば、これで私も参拝者全員も家内安全、五穀豊穣間違いなしということだろう。
米価高騰とコメ不足のことは、今日のところは横に置いておこう。
一番下の写真はテレビ画面(奈良テレビ)です。
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