「さすがに長谷やんは短歌が上手い」と言って盛り上がったのではない。短歌の巧拙以前の「タイガー計算機って何?」という話で盛り上がったのだ。
タイガー計算機は写真のようなもので、仕組みや使用方法など判らない方は別途検索されたい。
そこで・・、同じ高齢者といえども結構なジェネレーションの差のある事(ジェネレーションギャップ=世代間のズレ)を、それぞれの20代頃の経験を披露しながら笑いあった。
ただし、こういうテーマの勝者は必ず「より高齢者」になるのは理の当然である。
古い時代を経験しているということは何のエライことでもないが、酒席では絶対的に勝者となる。
1970年代の社会運動を知っている(経験した)者からすると近年の「若い者」には数々の不満があるが、それはきっと、直接的に戦争を体験してきたもひとつ上の世代からすると、我々世代も「頼りない異星人」だったのと同じである。まったくもってエラそうなことはいえない。
「正しい老後の暮らし方」的な本では「昔はこうだった的な自慢話はするな」というのが鉄則らしいが。変な遠慮をして「世代は乗り越えられない」と言い切るのも「逃げ口上」のような気がする。
高齢者も若い頃はいろいろ悩んで間違いも重ねてきた。若い世代も軽薄そうに見えても人生のあるべき姿を模索しているに違いない。
たまたま退職者会の会報第100号を作っているところだが、昔話、大いにすべし。それはただの懐古趣味ではない。
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