わが家では〽鬼は外、福は内 と豆をまき、最後には〽戌亥の隅にどっさりこ とまいて戸をガラガラビシャンと閉じる。
これも「告朔の餼羊」だと考え、孫の凜ちゃんにも伝えている。ただ孫の凜ちゃんはそんな説明ができないから、先生の質問に「鬼は外、福は内、戌亥の隅にどっさりこ」と不明瞭な発音で答えて、先生は何のこっちゃ?と思ったことだろう。
「戌亥の隅にどっさりこ」は古い大阪の習わしだが、絶滅危惧種の習わし。
それだけに保存のために大いに広めたいとこのブログその他で語ってきたが、暖簾に腕押し、広がりはない。
それどころか「豆まき」は保育園の行事という感覚で家庭では実施しない人も増えている。
となると一層頑張りたい質なので、今夜は例年どおり、町内に響き渡る豆まきを夫婦でする。
もちろん恵方巻も丸かぶりする。
恵方巻も、わが家(実家)では世間にほとんど広まっていない昭和30年代から実施している。発端は漢籍の中にそれを見つけた大阪の海苔業界と寿司業界が仕掛けたキャンペーンだったが、60年以上経って定着してきた。継続は力である。
恵方巻は、スーパー等の宣伝と、主婦(主夫)の「堂々と夕飯の手間が省ける」という感覚とが相まって近頃はブームになっている。善かれ悪しかれ情報戦の時代を感じている。
録画していた新日本風土記を観たが吉野では「鬼も内」らしい。吉野出身の友人がいるが故郷の文化をどうされているだろうか? 他人事ながら興味がある。後日聞いてみよう!
返信削除Hiroko Kakiuchi
返信削除豆まき、縁遠いなぁ。
「鬼、福もお好きに」って感じ😂
恵方巻も今は並ばねば。
並ぶの大嫌い。
節分は好き。一区切りして立春を迎えるからだ。
立春を過ぎると私の誕生日。新たな気持ちで歳を重ねたい✨
恵方巻は予約注文済みです。
返信削除ぐい呑み、…次のブログ記事。
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