パソコンの調子が悪く精神衛生上よくないので、ついに新しいパソコンを購入した。 Chromebook(クロームブック)とか再生パソコンなどコスパのよさそうなのもあり、いろいろ迷ったが、友人との文書のやり取りを優先して結局Windows11の入った中国製で、仕様としては最新ヴァージョンのノートパソコンにした。
HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)も事前に勉強して臨んだが、もう最初からSSDになっていた。時代は文句なしにSSDのようだ。手元にある外付けのポケットHDDが可哀そうだが仕方がない。
Sさんから「SSDにすると作業が速い」と助言を受けていたとおりとなった。
家電量販店の「セットアップの出張作業代はこれこれです」というのを断って現物を持ち帰り、セットアップの1の1から始めたが、以前の経験はすべて忘れていて、ああでもないこうでもないとようやくセットアップを完了し、古いパソコンにあるデータを順番に移し替えた。
その古いパソコンというのが Word Excel Outlook が使えないというほど相当壊れていて苦労したが、必要なものの八割方は移し替えた。
一番困ったのは「筆〇〇〇」という住所録ソフトが新パソコンには入っていなかったことで、それならExcelとWordの差し込み印刷機能で作り上げようかと試みたが、どうも「筆〇〇〇ソフト」よりは見劣りがするので、ダメ元で古いパソコンの中のそれのバックアップ機能あたりで海賊版みたいに移せないかと挑戦したが、これが「相当時間を要します」という表示で検索が始まって、およそ6時間以上かかって「やっぱりダメ」(まあ当然だが)という大失敗だった。
これは結局¥2230-で新ヴァージョンのソフトをダウンロードをして移し替えた。
そんなこんなで九割方は必要なデータも移し終わり、60歳過ぎてからWordを使い始めたという素人の後期高齢者にしては「よくやった」と自分自身をほめてやりたい。
ただあちこちに「本当に登録なんかできているのか?」というようなものもあり、後に「あちゃー」ということが起こる可能性はあるが、とりあえずはセットアップ関連費用は0円で切り抜けた。
最後に、古いパソコンのトラブルの原因をいろいろ考えたが、結局は Microsoft の卑怯な商売にたどり着いた。 教訓は「 Office365 と QneDrive には手を出すな」が私の答えである。
よほど高度な作業をすることのない一般市民であれば、「何かよさそうな」宣伝文句で誘導されるOffice365 と QneDrive には手を出すな!と長谷やんが言っていたと覚えていてほしい。