2024年9月24日火曜日

マイナ保険証の解除

    「哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん」北畑淳也さんに聞く「マイナ保険証問題点は」・・というインタビュー記事が、23日の赤旗に出ていたので、どんなものかと    YouTube を覗いてみたら、たまたま開けたそこに河野大臣の記者発表があった。
 マイナ保険証があちこちでトラブって利用できないという問題へのとっておきの対応策のようで、大臣は自慢げであった。
 いわく、マイナポータルから保険証の資格情報をPDFでダウンロードできるようにした。だから、医療機関のカードリーダーに問題があったり、本人認証が上手くいかなかっても、スマホ画面に呼び出した資格情報を医療機関に見せるだけで保険証扱いされる・・と。

 ナルホド、便利だ!という前に、・・それって現行の紙の保険証と何が違うの??
 法律でいえば立法趣旨、現行の紙の保険証を廃止する必要性が全くないことを自慢げに語っていたというお粗末だった。

 北畑さんは、マイナカードの電子証明書の期限切れラッシュが始まる2025年からトラブルはさらに続出するだろう、その原因は国民皆保険制度や国民の利益のためという視点がないからで、世の中の全てを商品交換の原理だけで考えているからだと指摘している。
 だいたいが『個人情報は集中ではなく分散へ』というのが大常識だ。
 ドイツではナチスの苦い経験から、国による個人情報の集中は否定されている。

 さて10月からは「マイナ保険証」を解除できるようになる。
 多くの国民が解除すれば、その数字は世論になると北畑氏は助言されている。

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