円安は相場の要素もないことはないが、基本的には日本の経済力が大幅ダウンしているためだ。アベノミクスなどという不当表示に踊らされた結果だ。
そもそも第三次産業が悪いわけではないが、国の礎は農と製造業におくべきで、万博で景気浮揚というのは陳腐な古典だし、カジノに至っては国民は大損をするだけだ。
そんなことでこの国の将来の技術力も惨憺たるニュースばかりだが、たまたま手にした新500円硬貨を見て少しはこの国の技術力に安心した。
最初はゲームセンターのコインかと心配したがそうではない。財務省の説明による新技術は次のとおり。
1 旧硬貨はニッケル黄銅だったが新硬貨はニッケル黄銅、白銅、銅の3種類をサンドイッチにしている。(写真でも中と外の色の違いが判る)
2 側面の斜めギザギザが4箇所異なっている。(写真のとおり)
3 天井に小さくJAPANN 500YEN (これは写真では判りづらい)
4 500の00の0の中に、上から見たらJAPAN 下から見たら500YEN ある種の透かし彫りのような効果(写真のとおり)
5 その他微細な穴などがある・・・・らしい。
技術を後押しする産業政策によって労働者の収入が増え、それが消費の循環を生むというのが経済の王道でないか。そんな真っ当な声を大きくしたいものだ。
新硬貨を手にしてそんなことを考えた。
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