大きなフグだと人間30人が死ぬという猛毒のフグの卵巣を、3から4年、手間暇かけて毒を抜いたもので、現代でもその毒抜きの正確なメカニズムは判らないけれど、江戸初期から経験的に確立してきた毒抜きの技術だという。
微生物(発酵)おそるべし!(微生物ではないとの説もあるが)
誰がこれを考えついたのか。
確立されるまでに犠牲になった人は何人か。
ものすごい民俗学のテーマだろう。(興味津々)
息子ファミリーの旅の土産だが、これは美味しくて貴重なものだからと娘ファミリーと3家族で分け合った。
万が一の時は、時が時でなくても、これで「家系は断絶。お家取り潰し」になるだろう。
お味の方は全く珍奇なものではなく、白い美味しいご飯にぴったり合う。
私の感想では、カラスミ以上だと思う。
夫婦でこれを美味しく食べて、生まれ変わった気になって前向きに生きようと思う。
面白かったです。有難うございました。
返信削除スノウさん見ていただいてありがとうございます。
返信削除「少し炙って食べると美味しい」と書いてありますが、私は「そのまま」の方が好きです。炙ると塩辛さが強まる感じがします。
昔、あなたに教えてもらい、金沢旅行の際、近江町市場で買って帰り、酒の肴に恐る恐る食べました。塩辛かったことを覚えています。
返信削除最近、テレビでよく話題になっているのが「銀杏」を食べ過ぎると死ぬ(?)という話、大人では一度に7~8粒程度が限度だそうですが、昔はそんなこと聞いた事もなく食べていました。
フグの糠漬け「食」の面白さを教えてもらった珍味でした。
銀杏の話題は初めて知りました。よく細い楊枝や松葉などに3つ~
返信削除5つ刺して出てきたりしますが、あれを3本も食べると死ぬなんて信じられませんね。
食事や宴席では会話(話題)もお味のひとつですから、フグの糠漬けが逸品であることは間違いないと思います。