そんな諺(ことわざ)の一つが「鶫(ツグミ)喜べばケラが腹を立てる」で、かつて、魚釣りではないが鉤(ハリ)にミミズやケラを刺しておいてツグミを釣る「釣りツグミ猟」があったことに由来する。糸の先は釣り竿ではなく土に刺した棒などに結わえておくという。
さて、いっぺんに寒くなってきてインフルエンザの流行が心配されているが、テレビからは養鶏場で「鳥インフルエンザによる何万羽という殺処分」が報じられている。
ウイルスの侵入経路を深く知りたいものだが、その先に冬鳥の渡りがあることは常識とされていて、ツグミはそのうちの一種類である。
ケッケッといって冬を告げるツグミは文字どおり風物詩だが、ツグミにとっても嫌な時代だろう。
世界中で戦争が絶えず、」鶫喜べばケラが腹を立てる」状況だが、人間がツグミやケラと同じレベルで良いはずはない。
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