2021年8月9日月曜日

ポストコロナ

   ワクチンあたりでそのうちにコロナは収束して昔のような世の中が来るという人がいるがどうだろうか。治療薬には一縷の望みがないではないが、コロナ肺炎ウイルス以外に見知らぬウイルスはゴマンといて、人間が自然を破壊するに比例して人間は自然界に復讐されると指摘されている。

 マルクス・ガブリエルではないが、利益が物差しではない、倫理を原則とした経済の仕組みにならざるを得ないだろうし、そういう声を世界中の声にしていく必要がある。

 未来の目から現在を振り返ると世界はある意味で革命期であったということになるだろう。そういう観点に立つと、そのうちにコロナも収束するだろうからその際は昔のように集会やデモで声をあげようという考えが如何に時代遅れで陳腐かということになる。しかし、SNSもしない、ネットも見ないという人は自分の歴史的立位置が見えていない気がする。

 実際集合しての行事、早い話が酒など酌み交わして談論風発というのは当分困難かもしれない。そういう時に、思い切って集合しない交流の新機軸を打ち出さずに「収まるまで待ちましょう」では歴史のかなたに打ち捨てられはしないだろうか。

 そういう議論をしたいが、なかなか議論は弾まない。これでいいのだろうか。

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