2020年8月24日月曜日

愛国者は誰だ

厚労省のホームページにコロナの『水際対策の抜本的強化に関するQA(令和2年8月6日時点版)』が掲載され、要旨次のように指示されている。
◆ 検疫について
全ての国・地域から入国される全ての方には、入国の前後で以下の対応をお願いします。
 □ 検疫所長が指定する場所(自宅など)で入国の次の日から起算して14 日間待機する滞在場所を確保すること
□ 到着する空港等から、その滞在場所まで公共通機関を使用せずに移動する手段を確保すること
□ 入国後に待機する滞在場所と、空港等から移動する手段を検疫所に登録すること

 ・・加えて、・・入国した日の過去14日以内に入管法に基づく『入国拒否対象地域』に滞在歴のある方については、
□ 新型コロナウイルスの検査を受けること
□ 検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で、待機すること(当面の間、福岡空港は除外)
* 到着から検査結果が判明して入国するまでの所要時間は、状況によるが数時間~2日程度

・・なお、この対象地域には広範囲の各国が指定されており、世界最大の感染国アメリカは当然指定されている。

ところが・・・・! 日米地位協定で米軍軍人・軍属・家族は日本の出入国管理、検疫などの日本の法律を免除されている。
そのため、定期的に飛来している米軍チャーター機「パトリオット・エクスプレス」をはじめ、この夏は米軍の人事異動で沖縄県だけでも5000人から7000人が入国した(沖縄国際大学前泊教授)との報道もある。
入国した人びとはフェンスを越えて全く自由に基地外に出入りしている。
沖縄県のコロナの危険な現状はGo Toトラベル以前にこういう大問題に原因があろう。
身近な関西でも、京丹後米軍レーダー基地で17日現在で15人の感染が確認されている。

米軍基地を認めているドイツ、イタリア、韓国など普通の独立国ではこんな治外法権は認められていない。
韓国やアジアの国々に対して尊大な態度をとる安倍政権は、メダルの裏表の如くトランプのポチに甘んじ抗議すらしていない。
安倍応援団といわれる右翼の皆さんも同じである。
コロナの問題でもあり、外交の問題でもあるが、私はこの国の政府に蔓延しているこのような奴隷根性、精神の不潔さを心から憂いている。

3 件のコメント:

  1. 全く同感です。特に沖縄にコロナ感染が多発しているのは、米軍の治外法権に由来していると思います。この現状を変えるためには安倍内閣自民党に変わる政権を作らなければならないですね。

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  2.  弁英さん、ほんとうにそう思います。いろんな思うことを発信してまいりましょう。

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  3. 現状に不満を抱いている人は多くいると思うのですが、世界的な流れとしてはトランプ大統領のように「明らかな嘘」を本当のように何回も何回も言う、ナチスばりのプロパガンダに心を奪われる人が多くなってきていますね。現状に不満を持っている人たちを覚醒させるためには正しい情報を発信し続けることが大事なのですね。

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