2019年11月6日水曜日

軍事費を削って福祉に

   療育園の運動会があった。
 幼稚園等の運動会などで〇〇m競争の最後に先生の手助けを受けて走る子を見たことがあると思うが、”全員がそういう子供たちの運動会”を想像できるだろうか。

 職種がどういうものか不案内だが、先生たちの重労働はすさまじい感じがする。
 子ども一人に先生一人でも足らないのではないかと想像するぐらいだ。
 そして不思議なことはこういう施設のほとんどすべてが公立でないということだ。
 公設でも福祉法人等民間に委託されている。
 
 もう少し歳がいくと特別支援学校になるが、通常の小学校等には定められている設置基準が特別支援学校にはない。
 ということは劣悪な水準が放置されているということだ。「基準」というのはセーフティーネットなのに。
 ジャパンアズナンバーワンなどという動物並みの価値基準?を謳歌?してきた国のエピローグがこれなのだろうか。
 さすが文科大臣が「身の丈に合った教育で我慢しろ」と言った国だけのことがある。

 幼稚園等の運動会などで〇〇m競争の最後に先生の手助けを受けて走る子には大きな拍手があるものだが、ここにはそんな甘い拍手はない。みんなが皆五十歩百歩なのである。
 それでも重い子には文句なく暖かい拍手と応援の声が出る。

2 件のコメント:

  1. こんなお粗末な国はとても先進国などとは言えません。福祉や教育関連事業さえも、儲けの餌食にする安倍政権。本当に許せない!戦闘機の爆買いやめて福祉や教育に予算回せ!私は毎日怒っています。

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  2.  国民生活など眼中になく、外国に金をばら撒いて自分の見栄えをよくしようとするばかり。しかも、お世辞程度の外交上の見返りもなく惨憺たるものですが、こんな政権をマスコミはよいしょするだけです。私も怒っています。

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