今年は梅雨入りが遅かったし梅雨明けも遅いようだ。
と、この原稿を書いている向こうでは「特別警報だ」「避難せよ」というニュースが流れている。
自然界は何か怒っているようだ。
それでも確実に夏がやってきて、先日は私の大好きなオオスカシバと対面したが、そんなときに限ってカメラを持っていなかった。残念。
その代わりではないがこの頃はタマムシがわが家周辺を群舞してくれている。
群舞というのは恋の季節ということだ。
そして恋の競争は写真のとおりキビシ~イ!
書物ではタマムシはエノキに飛んで来るとあるが、私のタマムシ観察のフィールドはケヤキである。
というほど大層なものではなく、2階の窓やベランダでボーっと眺めているだけだが。
カナブンも奇麗だし奈良公園のルリコガネ(フンコロガシ)も奇麗だが、やはりタマムシは別格の感じがする。
人間界もジェンダーフリー(従来の固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)などで美しくなったがなかなかタマムシには追い付かない。
今日は参議院選挙の投票日。投票に行って明日の日本を少しでも美しく輝かせたい。
玉虫が飛んで来る庭なんて国宝級ですね。昔、祖母のたんすの中に玉虫の羽根が入ってあるのを見たことがありますが「着物が増える」という呪いの様なものだったらしいです。
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