2019年7月10日水曜日

有朋自遠方来


   奈良で月例の歴史講座があった。
   妻が「この頃F田はんはどうなの」と聞いたが「もう数か月は来てないなあ」と答えて出かけてみると、数か月ぶりでF田はんが、それも奥さんの付き添いなしで出席してきた。

 脳梗塞の後遺症は主に歩行に出ているように私は思ったが、本人は「普通に歩けている」と私に言った。
 奥さんの付き添いはなかったが、その代わり「長谷やんと会って飲んだら絶対あかんで」と釘を刺されて来たらしい。(注:そんなことは私はわきまえている)
 だいたいこれまでも、F田はんが「もう飲んでもええねん」と誘って飲んできたのに、奥さんには大いに誤解されている。くく。

 で、写真のとおりコーヒーとケーキでボーイズトークをした。
 誰それの調子はどうか、誰それはどうかと、自分のことを棚に上げてヒトの心配をするのも可笑しかった。(皆んなアンタを心配してるんや)

 「歳なのでもうあかんと思ったら終わりやで」と話し合うと、「フェースブックの仕方を教えてくれ」と尋ねてきたので「さすがだ」と頭が下がった。
 時間がかかるかもしれないし失敗するかもしれないが、「やってみよう」というその姿勢が素晴らしい。
 「挑戦する前からもうあかんというのが年寄りだ」とどこかで読んだ。

 途中で寄った古書店では豪華な本も購入されていた。
 言葉では私が励ましたが、それを上回ってこちらが元気をもらった。
 
 大阪選挙区は「たつみコータロー」、比例区は「共産党」を伸ばそうと語ってくれた。
 後遺症に負けず法定ビラのポスティングぐらいは頑張ると言って駅で別れた。
 人生いろいろ、条件もいろいろ、でも前だけは向いておこう。ご同輩。

7 件のコメント:

  1.  職場の若い退職者(変な表現だが)が長谷やんから会報の原稿を頼まれ何を書いたらいいのか分からん、という話から随筆や文学の話になり、OBのF田さんが同人誌に「小説」を書いてる、という話をしたらぜひ読みたい、というので探して持っていくと約束しました。
     F田=松原純人さん元気になってまた執筆して下さい。
     

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  2. 「長谷やんと会って飲んだら絶対あかんで」思わず吹き出しました。現職時代N氏が「Kさんに誘われたから」と帰宅して連れ合いに言い訳したので彼女が翌日同じ職場のKさんの彼女に「Kさんうちの人飲みに誘わんといて!」と言うたとか。いわれたKさんの彼女は「Nさんが誘ったと聞いてる」とぼやいていたことがありました。飲みたい人のよくあるパターンなのでしょうね?長谷やん氏のF田さんへの優しい思い素晴らしいです。

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  3.  元気にしてはりましたか? 機会があれば会いたいと思っていますが彼の体調のことや、当方の体調こともあり今日に至っています。

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  4.  yukuriさん、サザエさんに出てくるノリスケおじさんがよく使う手ですね。

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  5.  ちぬの海さん、あなたの様子を心配されていました。

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  6. F田さん、四国にお住まいの方ですか?チョットした思い出がありますが。

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  7.  F田さんは今はこちらでお住まいですが、四国出身で、近畿勤務後四国で勤務されていたこともあります。 

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