写真の撮影日は8月5日、奈良公園内の吉城園。
モリアオガエルの子蛙を10匹ほど見つけた。
その小ささを感じていただくために、あえて拡大はしないでおく。
体調10ミリを実感していただけるだろう。
庭師の方も、馴染になった受付の方も「居ますか?」と私に尋ねてこられたので、「こことここにも」と言って教えてあげた。
ただこの大きさの段階では緑色のが見つからない。
蝋色とでもいうのだろうか、艶のある濃い鼠色に見える。
鮮やかな緑の葉っぱの上にもいたのがいるがやっぱり体色は緑でなかった。
事実は小説よりも奇なり。青蛙が青くない。
私がいた数10分の間に、結局日本人は一人も来なかった。
西欧系が多く、中国人、韓国人も来た。
『「おたまじゃくし」が孵ってこうなった』とほゞジェスチャーで説明すると、「OH!」「あはん」「ありがと」と大げさに喜んでくれた。
想像では、もう少し大きくなって緑色になって森の中に戻って行くと思うのだが、そういう「帰省旅行」直前の緑の子蛙は未だ見つけられていない。
畑のピーマンの葉っぱにアオガエルが止まっているのをよく見かけますが、同じ色になっているので分からない時が多いです。小さなカエルは可愛らしいですが、大きなカエルは少しグロテスクで可愛いとは言えません。モリアオガエルは大きくなるとどうなりますか?観光地が外人に占領されているのは、私も大阪城公園で体験しました。
返信削除バラやん、コメントありがとうございます。親蛙は7月30日の記事をご覧ください。4~5センチと言ったところでしょうか。可愛いものです。
返信削除奈良公園を散歩するとき私は「海外旅行をしているようなものだ」と思って楽しんでいます。
そしてモリアオガエルの池では身振り手振りで説明します。ガイドブックにはない蛙の話を熱心に説明してくれた日本人がいたと記憶に残ってくれればよいと思っています。