2016年8月11日木曜日

お盆の四天王寺

元三大師堂前の茅の輪
   お盆ということでお寺にお詣りに行ってきた。
 そこで、久しぶりに大阪に出たということでもあるので、お寺のダブルヘッダーで四天王寺にもお詣りした。
 四天王寺はちょうど「千日まいり」だったので、観音様に毎日×3年分ぐらい詣ったことになるらしい。
 その根拠は知らないが、「土用の丑の日」のような古い宣伝の成功例だろうか。などという無粋なことは言わずに単純に「ええ日に来たものだ」と喜んでおこう。

   根付というかストラップのお守りをいただいた。
 角大師(つのだいし)と呼ばれる元三大師独特のお守りだ。
 その元三大師堂の前には茅の輪があったので潜ってきた。
 今年は看護やなんかで水無月の大祓の茅の輪くぐりができていなかったので、これもラッキーだった。なんとなくやり残していた宿題を済ませた気分になった。

 さて、お盆やお彼岸の四天王寺といえば引導鐘とともに有名な亀井堂がある。
 ここの亀の池に経木を流すための「経木書き」が参道に並び、これも四天王寺の風物詩といえよう。
 で、写真を撮ったら「写真は撮らないでください」と言われた。なので、掲載は見送るが、落語にも有名なこのような世俗的な行事をどうしてそういうのかなという気持ちになった。
 私には、厳粛な宗教行事に土足で上がったような気はなかったが。
 
 地下にある亀の口から霊水が出ていて、その前の舟(池)に経木を流して読経を受ける。やっぱり宗教行事だったか?

 私はすぐに明日香の亀形石の遺跡を思い出した。
 その構造は全くそっくりだ。
 明日香のそれを庭園のオブジェだという意見があるが、やはり斉明天皇の行なった宗教(道教?)行事で、21世紀の大阪と同じような祈りが行われていたと想像する。
 いや、21世紀の大阪に7世紀の明日香の記憶が息づいているという方が精確だろう。

 こうしてお盆の行事をひとつ済ませた。
 そして、親鸞の教えにはないようだが、麻がら(おがら)はすでに用意している。
 それで迎え火を焚くといよいよお盆の雰囲気になる。

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