フェースブックは「今日は〇〇さんのお誕生日です。お祝いのメッセージを送りましょう」と、私のフェースブック友達の誕生日を知らせてくるが、全く余計なお世話だと思って対応したことは一度もない。
そのフェースブックに、見た覚えのある写真が掲載されていた。
そういう「お世話」のひとつで、「貴方が3年前に投稿した写真です」という。
大阪の街を歩いているときに撮った、典型的な町内の地蔵盆の写真だった。
地蔵盆は、多くは町内の小さなお地蔵さん単位で行われるお祭りで、旧暦の7月24日に行われる。
それを大阪では、月遅れの8月24日に行い、後に知ったことだが奈良市では新暦の7月24日に行うところが多い。
多くは町内のお地蔵さんであるから境内などがあるわけがなく、お地蔵さんの前の道路上にいすを並べて、道路上に提灯を張るのである。道路交通法より上位の慣習法と言えるだろう。
大人たちの短い読経があり、その後子どもたちは盆踊りをし、メーンは西瓜を食べたりジュースを飲んだりで、最後は花火をして、たくさんのお供えのお菓子を貰って帰るのが私の知っている地蔵盆だった。
わが家には道路に向かって道祖神がある。
友人の僧侶に開眼法要の読経もしてもらった。
いつかこの「なかよし地蔵」で地蔵盆をしたいと思っていたが、しないままに今日に至っている。
小さい頃、地蔵盆は夏休み最後のイベントだった。だから、半分は「もう夏休みが終わってしまう」という寂しい気分が背中に乗っていた。
そんなことを思い出したのもフェースブックの余計なお世話のせいだから、「余計」ではなかったと言っておこう。
スノウさんから、オオルリのヒナが成長して巣立ちしたという右の写真をいただいた。
コメントは8月9日の「オオルリが孵った」の記事にいただいた。
(http://yamashirokihachi.blogspot.jp/2016/08/blog-post_9.html)
スノウさんはオオルリの子育てのためにこの夏の別荘利用は相当遠慮したらしい。
爽やかな山の風をいただいた。
地蔵盆といい、巣立ちといい、気温は高いが確実に夏も終わりだという感じがする。
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