2016年8月2日火曜日

吉丁虫

 吉丁虫(きっちょうむし)とは玉虫(たまむし)の異称。
 玉虫の羽のみどりは推古より  山口青邨 にいう「推古」が法隆寺の玉虫厨子を指していることはいうまでもない。
 昔から螺鈿細工のように用いられてきた。


   先日から窓の外の街路樹のケヤキにやって来るのだが、なかなか撮影できなかった。
 ようやく撮れたので見てもらいたい。

 キラキラ輝く昆虫はいくつもいるのだが、やはりタマムシと聞くと気持ちが昂る。

 奈良公園のルリコガネも綺麗だが、こちらは動物のフンに寄ってくる。
 悪いけれどタマムシの方が上品な感じがする。
 「センチコガネの厨子」ではちょっとねえ~。

 吉丁虫の名のとおり縁起の良い虫と言われている。
 タンスに入れておけば着物やお金が増える、帯に挟んでおけば恋愛成就とか。
 ちょっと来てくれるのが遅かった。

4 件のコメント:

  1. 玉虫とは別ですか? (FBのコメント欄から転載)

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  2.  法隆寺の玉虫厨子の玉虫です。またの名が吉丁虫です。ほゞ毎日来るのですが、なかなか上手く撮れません。

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  3. やっぱり、すっきりしました。(FBより転載)

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  4.  8月5日、いま早朝にヒグラシを初めて聞く。記録のためにコメントしておく。

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