もう３か月以上前のことになるが、生まれてすぐの君は救急車に乗せられて大学病院へ移り、ＮＩＣＵでの治療の後、第一回目の手術を受け、ＩＣＵ、ＮＩＣＵ、小児科病室を経て、ようやく外泊の許可を受けて今日を迎えたものだから、その間、小心者のお祖父ちゃんはブログの言葉が頭の中を空回りするばかりで、結局こんなに遅れてしまった。
この後は、外泊から退院になったとしても、君の背負った大きなハンデキャップはこれからがスタートみたいなものだから、この先の心配を考えれば眠れない夜もあるが、よい意味で刹那的に一日一日を笑って暮らしたいとようやく考えられるようになった。
実は、このクスダマを作ろうという気力を絞り出すまでにも月日が必要だった。
そして、病院から帰宅と同時に、凜ちゃんと君の両親と三人一緒に、お祖父ちゃんが準備しておいたクスダマを割ってもらったのだが、クスダマの割れると同時に君が笑ったように見えたので皆は心から歓声をあげた。素晴らしいスタートだったと記憶しておこう。
手前味噌の話になるが、産科や小児科周辺にはキラキラネームがいっぱいだったが、君の両親はリンタロウという立派な名前をつけてくれた。
凜という字は「寒風に立ち向かうきりりと身のひきしまるさま」だから、少しその厳しい境遇に合致しすぎて複雑な気分でもあるが、決して「名前負け」などしないと信じている。
「凜ちゃん」退院おめでとう。そして周りの皆さんの今迄の心身共のご苦労に心から敬意と御慰労の気持ちをお伝えします。「凜」と言う名は素晴らしいですね。「リンタロウ」ちゃんお誕生おめでとう。
返信削除凛くん、薬玉には驚いただろうがこれは爺ちゃんの「癖」のようなものだから我慢してあげなさい。そして爺ちゃんの仲間を代表して言いますね、「初めまして、よろしくね！」。
返信削除昨夕、凜ちゃんは従妹の夏ちゃんに初めて会いました。
返信削除今日、外泊ではなくて退院の許可をいただきました。
皆さん、エールをありがとうございます。
ブログ仲間の長谷やんから、待ちに待ったうれしい記事が届いた。誕生直後から、みんなが固唾をのんで見守っていた孫の凛くんが、外泊とはいえ、今日ようやく帰宅できたという。
返信削除生まれたばかりの凛くんの健気な頑張りに心から拍手を送りたい。
私には命の誕生と持続という人生のスタートの問題を真剣に考えさせられた出来事だった。その意味でも凛くんの今後の成長を見守っていきたい。
凛太郎くん誕生おめでとうございます。良い両親や祖父母に見守られて、大きく育って下さい。無限の可能性を心から期待しています。
返信削除コメントの一つひとつが励ましです。ほんとうにありがとうございます。
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