2015年10月31日土曜日

身を切らない改革

 今回交付分約6億円の維新の党の政党助成金の分捕り合戦で橋下氏は「維新の党を解党して国庫に返納する」と大見得を切ったが、よく聞くと、橋下氏が5月の住民投票で湯水のように使ったテレビCM等宣伝費用5億円とも6億円とも言われている借金に流用して残り(?円)を返納するという。これなら誇大広告以前の‟嘘”だろう。
 松井知事は「知事の退職金をゼロにした」というがそれは次の知事からで、その上に退職金分を月々の手当や一時金に振り替えたので、実は彼の手取りは348万円増えている。なに~。

  「親が親なら子も子」という言葉があるが、伊藤大阪市議は政務活動費でレクサスを購入、
 梅園大阪市議はダイソンの高性能掃除機を購入、
 今井大阪市議は大学の入学金に支出、
 浅田大阪府議編集の本を維新が大量購入・・・って公金で広報をしたうえで印税還流の疑惑、
 荻田府議は子供の送迎の人件費に支出、
 池田府議は本革の椅子や机に支出、
 北野堺市議はゴルフコンペの景品に支出、
 小林堺市議は実体のない広報の架空の印刷・配付代を支出。
 さらに、橋下派維新の党の委員長を名乗る馬場衆議院議員は毎月300万円もの政党助成金を使って飲み食いと日刊ゲンダイが報じている。

 政党助成金は一方に制度発足以来1円たりとも受け取りを拒否している共産党があるのに、その一方でこの異常な金銭感覚の集団に「身を切る改革をやってくれそう」というのは、オレオレ詐欺の言葉を信じてみよというに等しい。
 「無駄を削りたい」なら橋下維新の退場が第一だろう。

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