2015年10月11日日曜日

河原鶸

  カワラヒワが頭の上を飛んでいくときはとても美しい。
 写真のように閉じているときには判らないが広げた羽に黄色い模様がステンドグラスのように輝いて見える。着物の裏地に凝った粋人を思わせる。よっ!伊達男!
 鳴き声は私にはヒリヒリ ヒリヒリというように聞こえるが、本などにはいろんな声が書かれている。
  そのカワラヒワが50羽ほどの大集団で我が家にやって来た。
 何か!と思うと紫蘇の実を啄ばんでいる。
 その立派なクチバシには木の実が似合うから紫蘇など食べないでおくれと思うのだが、窓を開けると一斉に電線に避難し、私の気配が消えたら再び降りてくる。本を読んだら「草の実を好む」とあったから、私が知らなかっただけでこれは自然な光景らしい。
 まあ紫蘇は、来春に4~5本も芽を出せば十分だからおおらかに見過ごしている。
 ただ、お刺身のつま等によく使う(食べる)紫蘇の穂はもう断念しなければならない。あ~あ、あのプチプチが・・・・・

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