9月30日朝日新聞夕刊に、少し前から連載されている「大竹しのぶ まあいいか」が掲載された。
内容は写真を読んでもらうとして(写真の上でクリックすると大画面になり読みやすくなる)、「日本がなくなってしまわないように。私たち、一人ひとりが今こそきちんと意思を持ち、声にしてゆかなければ、と強く思う」と結ばれていた。
その言葉の一つひとつに重いメッセージがあり、感動した。素晴らしい。
今さら干される心配もない大女優だからなどと評論するのでなく、その知性と勇気に文句なく拍手を送りたい。
それにしても、掲載が遅いなあと感じたら、最後のところに『東京本社版では18日に掲載されました』とわざわざ断り書き。大阪本社編集局でも「遅いなあ」との自責の念があったのだろう。
それにしても、この原稿を手に取った大阪本社では誰一人「例外的にでも速報しよう」と思わなかったのだろうか。
朝日新聞大阪本社、・・・ジャーナリストとしてのセンスがないし、根性がない。
しのぶさんの根性の前にそれはあまりに情けない。
「今こそ・・・声にしてゆかなければ・・」のメッセージとともに私たちはその勇気に学ばなければならないように思う。
大竹しのぶさんは山田洋二監督「寅さんシリーズ」1977年の「寅次郎頑張れ」で東北の田舎から上京して東京のおじさんの食堂で働く娘役で見ました。。YTRで何度も見た(今も見ますが)以外、彼女の他の作品は知りませんが、あれからもう38年も経っているのですね。
返信削除マスコミの姿勢について今年1月のブログ(マスコミの自主規制は存在するのか)に書きましたが「毎日」でも東京と大阪で、連載インタビューの記事を載せる載せないがあるという事を確認して驚きました。
返信削除スノウさん、私は1998年の山田洋次監督大竹しのぶ主演の『学校Ⅲ』がよかった記憶があります。主婦でいてほしいと願ったらしい明石家さんまと離婚してよかったよかったと思ったものでした。
返信削除ひげ親父さん、1月の記事を読みかえさせていただきました。さて、一般論としては企画ものにしても東京本社と大阪本社で異なっても良いと思います。しかし、この大竹しのぶさんの原稿の内容と国会情勢を照らし合わせるなら、9月30日まで寝かせるという判断はジャーナリストとしてアリエナイのではないでしょうか。とすると、大阪本社のセンスの悪さではなく、根性のなさが原因だったのではないでしょうかねえ。
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