2015年9月23日水曜日

凡人の考え

 先日の妻の誕生日に、妻が母の介護のために特養へ行っている間に生花を買ってきて活けておいた。
 極めてささやかなバースデイ プレゼント。
 しかし、今度は私の外出中にすっかり活け直されていて、「プレバトで何度も言われているのに」と『凡人』の烙印を押されてしまった。
 やはり何事も定石を押さえたうえで展開するというのが王道だろう。

コブシの実
木々さえも拳を挙げている
  王道といえば、今回の戦争法案反対の諸行動も、自覚した人々が誰かに誘われるのを待つのでなく、「どこかに参加できる行動はないか」と探して自主的に立ち上がるのが王道。
 介護と看護を抱える身としては「力を出し切っただろうか」という反省もあるが、友人のHさんやTさんの「ここにも行ってきたよ」という報告を聞くたびに頭が下がった。さらには弾丸ツアーで国会に行ってきたIさんもいる。

 そういうことを見聞きしたうえで思うとすると、私は国民連合政府構想の選挙協力にもある意味楽観的になる。
 そう、自覚的な人々が私心なく努力すれば理解が飛躍的に広がる素地は十分にある。
 大切なことは行動以前に高邁な理屈をいうような、内弁慶にならないことだと思う。
 W選挙を控えた大阪では、「反おおさか維新」で柳本自民党大阪市会議員団幹事長を無所属の市長候補に推す可能性が高いと想像するが、国民連合政府との整合性という理屈だけで言えば気が狂いそうに複雑で難しい。が、単純に市民の利益と考え、あの住民投票の実績を見ればそれで良いように私は考える。(ただし、そういう問題の当事者ではないから正確ではないかもしれない)
 今までの経験知では測れない歴史の展開が実際に起こっている。
 危機意識を忘れてはならないが愉快な時代の戸口に立っていると思うことも大切だ。

5 件のコメント:

  1. 當麻の牡丹2015年9月23日 10:57

    戦争法廃止の国民連合政府のよびかけ私も勉強しています。自覚ある人々がお互いに連帯して闘おう、そして大きな国民運動に発展させよう、労働運動でよく議論したことを思い出します。それが現代では戦争法廃止で政府をつくる、統一戦線政府です。実現には多くの困難がありますが賛成派が多数です。これを直接住民に訴えようと考えています。方法を考えなければなりません、知恵があれば教えてください。

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  2. 「立憲主義の臨時政府を」のプラカードを持って並びましょうか。政党に期待とプレッシャーをかけていかないといけないですね。経済や労働法制の問題など、臨時政府のあとの共同の課題のことも少し考えながら、まずは市民の共同を。

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  3.  大阪では先ずはW選挙で「反おおさか維新」の一点共闘を誠実に追求することが大事だと思います。無責任な皮肉は言うにまかせればいいでしょう。
     そうすれば、そのあとにはオール沖縄的な劇的変化が起るかもしれません。
     大阪はいつも、虎の巻の無い試験問題にチャレンジしてきたのですから。

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  4.  橋下防衛大臣阻止のためには、「反おおさか維新」の一点共闘は大事だと思います。しかし何かさびしい気持ちはします。戦争や争いのない世界は実現しないものでしょうか?

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  5.  私は私の周囲の頑張っている方々から励まされています。
     私自身明日にも国民連合政府ができるとは思っておりません。しかし、方向を揺るがず堅持し誠実に努力するなら、未来は思わぬところから思わぬ形で切り開かれていくものでしょう。それを弁証法というかどうかは別にして・・・・。
     バラやん、それぞれできるところからできる形で努力しましょう。
     地方自治の課題は国政と密接ですが大いに異なる独自性もあります。
     「反おおさか維新」の一点共闘に迷うのはリアリズムではありません。
     私はそう信じています。

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