2015年9月19日土曜日

捨てたものでない

  国会内は小選挙区制という歪みのおかげで与党の横暴が通ってしまっているが、国会外に目を転じると、シールズの大学生・高校生を始め法曹界、学者、宗教家、いわゆる文化人などの一人ひとりの自覚・信念に基づく自主的な運動が非常に抑制的というか規律的に盛り上がっている。
 もちろん、母親、高齢者、労働組合、年金者組合、普通の庶民等々しかりである。
 その様相は、我が国現代史になかった新しい局面を生んでいると私は信じている。
 後日振り返るときっと「すごいこと」に違いない。
 だからそれが国会内をも後押しし、共産党を含む野党5党の最後までの連帯を生んでいる。これも「すごいこと」だ。
 今は日本会議を母体としたファシズムが首相を取り込み自民党を乗っ取ったが、それは自公の終わりの始まりになっている。
 この国も捨てたものではないと私は心底から感じている。
 ただし、この5党連帯の経験をどう沖縄型の連帯にまで発展できるか、そして、なお行動に立ち上がるまでに至っていない人々の心に伝わる運動をどう創造・工夫できるか。自覚した人々による、マスコミの劣化を補って余りある発信をどう飛躍的に発展させられるか。・・・私たちは悩み、語り、努力しなければならないと思う。しかしそれは楽しいことである。

4 件のコメント:

  1. 日本共産党が今日4時、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府の実現を呼びかけました。今回の戦争法案反対の幅広い国民的運動の高まりと、野党5党が最後まで結束し、国会で闘った事を土台に連合政府の樹立を呼びかけたものです。新しい運動の始まりです。

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  2. ズウート思っていたことですが、共産党の愛称を創ったらどうですか。もっと人を集められると思います。
    イメージが大事だと思います。「公共職業安定所」が「ハローワーク」で世間に通用しているように。

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  3.  ひげ親父さん、同感です。記事にしました。

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  4.  スノウさん、いいですね。
     して、どういう案がよいでしょう。私も考えてみますが、この頃テレビのプレバトという番組の俳句コーナーを見て、つくづく自分の発想力の貧困を思い知らされているので・・・・・・・。

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