我が家では、先だってからちょっと深刻な『看護』が生活の多くを占めている。
そこで(妻たちが)強く感じたことだが、看護師のホスピタリティの重要さということだ。
いろんな語釈があるが、「思いやり」「心配り」というのが割りあいぴったりだと思う。
特定の看護師の悪口を言いたいわけではない。我が家族は決してクレーマーではない。
医療や介護や公務にはそういうホスピタリティが決定的に大切で、そこを忘れて、「見て見ぬふり」「上から目線」「責任逃れ」「問題のはぐらかし」が、形式的な「職務の範囲」として合理化されたなら庶民は堪らないということを言いたいのだ。
しかし、世の中では「効率」だとか「金銭感覚だけ」でホスピタリティが後ろに追いやられていることも多い。橋下大阪市長の業務運営・職員管理はその最たるものだと私は思う。
テレビを見ていると橋下氏が「都構想に反対なら対案を出しなさいよ」というようなことを言うが、私は橋下氏が退陣して大阪市の公務にホスピタリティが広がれば大いに市役所業務は変化すると思う。
この国は「経済成長」という金銭だけで幸せが得られるように錯覚して今日に至った。
挙句がグローバリゼーションとかいって、青年は非正規雇用で未来が見えず、正規雇用者は孤独に過労死、メンタル不調に向かっている。
こういうオカシサは理性的に話せばだれでも納得することだ。
「大阪都構想」の危険性もすでに勝負はあったと思う。
しかし住民投票最終盤に彼らはなりふり構わず、さらに嘘をばら撒くことだろう。
その場合、私たちがそれにつられて口喧嘩の様相を示してはならないのではないか。勝負どころは多くの市民である。理性的に大人の対応を維持すれば心ある市民は解ってくれることだろう。
橋下氏たちは・・誠実でない、・・信用ならない、・・胡散臭いということは大いに広まっている。
5月2日の記事で千田稔先生の言葉を紹介したが、今日は上野誠先生の本から引用する。
『建物のことを日本語では「ヤ」といいますね。・・「小屋」「八百屋」「我が家」の「ヤ」です。その「ヤ」に尊敬の接頭語「ミ」を冠した言葉が「ミヤ」です。・・したがって、神や天皇・皇族の住まい(宮域)を「ミヤ」というのです。・・この「ミヤ」に、場所を表す「コ」という接尾語を付けたのが「ミヤコ」ですから、本来、天皇がいる場所(京域)を指す言葉だったのです。』(文責・筆者)
「大阪都構想」は、現在の大阪府を都(ミヤコ)と称しようというのだから、やっぱり賛成する人々の教養が疑われると私は思う。大阪都構想問題の主要な争点ではないけれど、古代史愛好家としては一言言っておきたい。
都(みやこ)にカジノは似合わないと思います。それにしても、介護されている冒頭の漫画の挿絵、長谷やんの奥さんにそっくりですネ!長谷やんが書きましたか?
返信削除バラやん、コメントありがとうございます。
返信削除挿絵はWebからちょいと拝借したものです。我が家はもっと本格的な老々介護です。
私は「橋下維新の話は使用ならん、胡散臭い」という真っ当な常識が拡がるに違いないと思います。
朝のコメント返し・・・×「使用ならん」は〇「信用ならん」です。
返信削除私は、維新という言葉を橋下に使われるのが我慢ならない!維新と言う言葉は、維新のため命を落とした坂本龍馬の色々な功績をくすめとる、汚い演出劇でしかないと思います。コテンパンに大阪都構想に反対の投票を期待しています。
返信削除総統閣下だけでなく、土佐っぽも相当お怒りのご様子ですね。
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