先週、大阪環状線各駅の発車メロディーが一新されたというニュースが面白おかしくテレビで取り上げられていた。
新今宮駅のメロディーがドヴォルザークの「新世界」というのは、遠くない通天閣のある新世界に掛けたもので、その「下町(ダウンタウン)ぶりとクラシック」というミスマッチに「ニュースの街の声」では異論もあったが、こういう馬鹿馬鹿しいほどのこじつけを多くの大阪人は笑っている。
ニュースでは、「さて鶴橋駅のメロディーは何でしょう?」という‟振り”も各局共通していて、「焼肉食べ放題」と答えていたのも共通していたが、正確には桂雀三郎withまんぷくブラザーズの「ヨーデル食べ放題」で、この選曲にも圧倒的な大阪人は異論がない。
なぜなら、その鶴橋駅は、JR環状線、近鉄奈良線、近鉄大阪線が2階と3階(実際の高さは3~5階か?)にある高架駅で、1階に相当する街には数えきれないほどの焼肉屋が軒を連ねている。
だから、帰宅時のホームには焼肉の煙が充満しているのだが、それを公害だとは誰も言わない(言っている人はいるのだろうが、多数意見に抑圧されている?)。
きっと、嫌いな人には耐えがたいものがあるのだろうが、私は「これぐらいは許容しましょう」という立場である。
匂いというものは好きだという人と嫌いだという人の幅が大きいから、嫌いな匂いの許容度も難しい問題である。
さて、大阪には、鶴橋の焼肉以上にメジャーであってけっこう個性的な匂いの「551蓬莱のぶたまん」があるが、メジャーであるだけに夕刻のラッシュ時だろうがこれをお土産に提げて帰る人が多い。
ほんとうに1車両に3~4人がこれを提げて乗っていることも珍しくないが、そうなると電車中に「ぶたまん」の匂いが充満する。
私などは「あっ、この匂いだと3人は551を提げてるな!」と楽しく想像しながら心の中で笑っている。
客観的にいえば相当な「公害対象度」だと思われるが、これを非難する声も聞かないし、私も時々買って帰る派である。
他所の地方の人に体験して感想を聞かせてもらいたいものだ。「ぶたまん」の方は、近鉄線以外の線でも共通している。
話は変わるが、孫がやって来る日の夕飯は妻がメニューは何にしようかと考え込む。
栄養があって、孫が喜んで食べてくれるものをあれやこれや考えて私も手伝う。
ところが、夕飯が終わったころに「なっちゃんの一番好きなものは何?」とメニューを尋ねると、出してもいない「551のぶたまん」と返事が返ってきて夫婦でがっくりきている。
今日は鶴橋から天満までのメロディーを実際に聞いた。天満駅のaikoの「花火」はよく判らなかったが、その他の駅は曲がよく判った。
返信削除「だからどうした」と聞かれても、それだけの感想だった。
「近頃の天気予報の精度は上がっている」と信じて『雨天仕様』でお花見に臨んだが見事に嬉しい大ハズレだった。
返信削除樹の下での典型的な酒盛りを止めたおかげで、ヨドコウ迎賓館に谷崎潤一洋記念館もじっくり見学できた。
カトリック芦屋教会も美しかった。体調がよくなかったこともあり、疲れた!
お疲れ様でした。今日は後輩たちが花見を雨天決行でやるようなので激励しに行きます。花見を激励というのも変ですが。
返信削除「ぶたまん」の話、以前台湾に旅行した時、帰りの空港でニンニクの効いた匂いがロビーに漂い、台湾にお別れの気持ちが相乗効果のようになりました。そして、夕刻、関空に着いてロビーでバスを待っている間、漂ってきたのが551の「ぶたまん」の匂いでした。旅行者の誰かが土産に買ったものか、途端に「あー大阪に帰ってきた」と思ったものでした。匂いは文化ですな。
雨天の花見は晴天以上に想い出になるでしょう。
返信削除思い出は苦労の数ほど美しくなるものです。
そして「匂いは文化」という捉え方も賛成です。
なお、「文化」についてはこれからも考えブログに書いていきたいと思っています。興味は尽きません。
祝 雨天(結構)決行 お花見会 〇〇会より - ワインを差し入れました。
返信削除20名を超える参加者で立派、立派!
祝雨天結構。立派立派。
返信削除執念でやりました。相手方が小雨はやりますよねと言い、後輩が雨でもやりたいというので、雨でもやるぞというビラを作って配り、屋根を張って決行しました。2時頃大降りになってさすがにやめましたが、予定していた参加者の思いが通じたのだと思います。結局、40人くらい来ましたよ。
返信削除mykazekさん、ご苦労様でした。そして、こういう聞いていて楽しくなるような報告をありがとうございます。
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