2011年2月1日火曜日

「鴛鴦の契り」とは よく言ったもの

 昨日、けいはんな記念公園・水景園に行ってきました。といっても電動アシスト自転車でチョッと寄っただけ。入場料高齢者無料の上に入場記念に節分の豆まで頂いて恐縮しましたが、考えると、こんな厳寒に野外の公園を訪れる人もなく、無料入場者であっても「枯れ木も山の賑わい」・・入場者はありがたいと思われたのでしょう。

 池の淵には薄氷が拡がり、時折、嵐に似た寒風が湖面を通り過ぎます。
 そして、ひたすら立木のごとく擬態をこらしておしどりの遊泳を待つのですが、他のカモ類が悠々と漂うときにもおしどりだけはなかなか出てきてくれません。
 土手の林の中や木の上で、物好きな入場者の様子を覗っています。
 魅力的なあの勝負服も、天敵には絶好の目印になるので、それだけ慎重になるのでしょうか。それともシャイ?

 「おしどり夫婦というけれど実際は抱卵中だけ」と書いてある本がありますが、写真のとおり、恋の季節以外でもカップルで過ごしているペアが目立ちます。おしどりはやっぱり鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)、仲睦まじいおしどり夫婦だという言い伝えを信じたいと思います。

おしどりのペア

 草地で非常に珍しい越冬中のクロツグミを見つけ、これはすごいと喜び勇んで帰って調べ始めたところ、クロツグミの特徴どおりの「クチバシと目の周りが黄色」ではなく、これはますます珍しい発見かと追跡したところ、結局は寒さゆえか丸々と膨らんでいたヒヨドリとしか考えられず、いっぺんにガックリきました。

1 件のコメント:

  1.  この写真を施設の母に見せたところ、「夫の衣装の艶やかさに比べ妻の衣装のくすんでいるのが許せない。」と大いに不満を述べたので、「これは動物の世界。人間は反対。」と答えると、「そうやな、人間は年とっても女のほうが綺麗や。」と大声で宣言するので、周囲の男の人たちが可哀相だった。

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