「原稿は600字以内に」と依頼したが、それでもB4で8ページに及ぶ堂々たる?もので、元気な旅日記もあれば闘病記もあり、天下国家を憂えるものからウィットに富んだ近況報告まで、硬軟取り混ぜた互いの人生の交流会になった。
毎日新聞特任編集委員近藤勝重さんの著書『60歳からの文章入門』のことは4月2日のブログに書いたが、いろんな意味で自分を殺して生きてきたタテ型社会を卒業した退職者生活は、自分のパーソナリティーを生かすヨコ型社会の人間への生まれ変わりで、それこそが本当の人生だと氏は述べられている。
調査書や復命書ではない、自由な表現(ジャンルは問わない)こそ高齢者の生きている値打ちだとの指摘は胸に重い。
編集、特にレイアウトは、腕のある後輩に大きな力を貸してもらったので、お陰で見た目も一級品になったと自画自賛している。
願わくば、多くの会員が「1年に1本ぐらいは会報に投稿してそれが活字になるのが生き甲斐だ」と言ってもらえるよう発行を継続したい。そして、この編集等の作業に「片肌を脱いでやろう」という会員が増えるのを期待している。
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