コロナの予防接種の通知は先日あったし、ほんとうに心当たりがなかった。
入っていたのは極めて少額の商品券で、敬老の日に因んだ喜寿のお祝いだった。
還暦も古希も過ぎ、次は傘寿ぐらいかと漠然と思っていたが、喜寿というのがあったのだ。
古希などは杜甫の詩の一節だから微かに文化の薫もしないこともないが、喜寿は喜の略字が㐂というのだからと、発想が安直すぎないか。
「人生五十年」といわれていた時代と遥かに様変わりしているが、それでも同年配や年下の友人で先に逝った者もいる。
ならば、あまり毒づくのは止めて美味しいものでも食べようか。
でも「お前は年寄りなんだぞ」とイエローカードを切られたようで変な気分でいる。
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