街路樹の足下の緑地で、そのうちにヌスビトハギの畑になる。
中公新書『雑草のはなし』によると「外来種のセイヨウタンポポは1年中何回も発芽するのに対して在来種のニホンタンポポは秋まで発芽しない」から、このように春と秋、タンポポとヌスビトハギが一つの土地を有効活用しているみたいだ。 花の下の外総苞片(ガイソウホウヘン)が反り返っていないしニホンタンポポには間違いないが、カントウタンポポかカンサイタンポポかは見分けがつかない。社会学的に眺めればカンサイタンポポに違いないだろう。(反対に、関西のど真ん中でカントウタンポポだったら大発見やぁ)
自家受粉しない(つまり群生が必要)。タネの数がセイヨウタンポポに比べて大幅に少ない。タネが秋まで発芽しない。その間に土地の開発が進む・・というようなことで激減しているらしいが、開発が収まれば写真のようなタンポポ畑は残る。
〽 ぼくらは春いろ たんぽぽ団
本日の長谷川喜八氏の短歌も併せ拝見しました。お孫さんへのあたたかいまなざし、尊敬する大門みきしさんとダブって、こちらも心があったかーくなります。
返信削除コメントをお寄せいただいた皆様ありがとうございます。ただの「爺ばか」です。
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