2020年1月8日水曜日

第一次大戦の教訓

   『1914年6月、サラエボでの暗殺事件が起きた時には、それが世界を巻き込む大戦につながるとは誰も予想しなかった。多くの国家指導者が戦争を避けたいと考え、たとえ衝突が起きても短期間で終わると信じていた』。これは1月6日付け朝日新聞『天声人語』の書き出しである。
 ドイツのカイゼル(皇帝)は決して全面戦争を望んではいなかった。「戦争によらずに威嚇して勝ち得たい」と願った。
 ・・・戦争は誤算と過信の末に起こったというコラムは非常に的を射ているように私は思った。
 戦争の多くは『男のメンツ』によって抜き差しならなくなるのではないだろうか。
 
 だからトランプ大統領にもハメネイ師にも「報復だ」などという言葉を使ってほしくはないが、第一義的には国際法も何もかも無視をして他国内で軍事行動を起こしたトランプ大統領に「二度と軍事行動を起こすな」という声を皆があげることが大切ではないだろうか。

 この事態に瞬時に反応もせずゴルフに興じていた安倍晋三は、松の内も開ける頃ようやく、あたりさわりのない国内向けの発言をしたが、要は、アメリカ、ロシア、中国といった大国にはペコペコと尻尾を振るだけだった。
 トランプを諫めないで「皆さん自重を!」という言葉に何の力があろうか。

   戦争を止めるために殺したとその言い訳は憎しみを生む

2 件のコメント:

  1. 誰かに書いてもらったメモがないとコメント出来ないのでしょうね。最初は質問されてもスルーしてましたから。やっとコメントしたと思ったら、いつものごとく口先だけのハートのない、何もやらないコメント。橋渡しの日本語の意味判っているのかい!! 腹立たしい!

    返信削除
  2.  昔「ああ言えば上祐」という流行語がありましたが、東洋にはもっと昔から「巧言令色鮮し仁」という的確な箴言がありました。
     他国の要人を勝手に爆殺する者はテロリストでしょう。首相も首相だがマスメディアも感覚が鈍くないだろうか。

    返信削除