友人と再会した。
本人は脳梗塞の後遺症であまり体の自由が利かない。
医者からは今後再発する可能性が高いぞと釘を刺されているという。
その口から、パートナーが肺がんの宣告を受けたという話を悲しそうに聞いた。
私は、医学は日進月歩だと慰めるのがやっとだった。
我々の年齢になると何時の診断で宣告を受けるかもしれない。
判ってはいるが、気持ちは辛い。
昨年はまず私が前立腺癌の宣告を受けた。
追うように妻が肺がんの宣告を受けた。
嘘のようなホントの話だが、二人とも半年ほど追跡して検査を重ね、癌ではなさそうだと診断された。
結果ヨシとはいうものの嫌な1年だった。
友人だが、じっくり話したかったが、年末から孫の凜ちゃんが体調を崩していて、その日もお風呂と夕食をサポートしなければならなかったので、「病院を信じて対応せよ」「奥さんを大事にせよ」というような話だけで別れて帰った。
老いとは辛く残酷なものである。
友人たちがあい寄り集まって節分をする話をしたが、「ほんとうは貴方の厄落としをしてやりたいが、お酒も出るからあんたは来るな!」というのも辛かったが仕方がない。
雪時雨病病看護と言う話
0 件のコメント:
コメントを投稿