2019年2月9日土曜日

エナガ

   テレビでは若い女性タレントがやたらに「かわいいー」とか「あまーい」を乱発しているが、一方で野鳥を見ると「こわい」と言ったりする。ええ加減にしなさい。
 そして「かわいいー」などという言葉はじっくりエナガを見てからにしてもらいたい。

 わが家周辺では賑やかな「カラ(シジュウカラなどのカラ)の混群」としてやってくる。
 エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、メジロなどが集団(混群)でやってきて忙しなく飛び回る。
 あっ、カメラ、カメラと言っているうちに去ってゆく。

 わが国最軽量クラス(スズメが24g程度に対してエナガは5~8g)で、頭の上を飛び回っているときなど自然に楽しくなる。

 ものの本によると、エナガは母親以外のメスやオスも育児に参加するというから、児童虐待などのニュースの続く人間様など威張っていられない。
 一夫一婦で子育てをするペアを「つがい」というが、哺乳類約4500種では多く見積もっても10%以下だが鳥類約10,000種では90%以上が一夫一婦で「つがい」になる。
 「つがい」は抱卵、子育てに有用だからだろうから、一夫一婦は単純な財産がらみの欲得ではなく生物としての「進化」かもしれない。

   エナガたちそんなに急いでどこへ行く

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