私が、今年初めてモリアオガエルの親と卵(卵胞)を見たのは5月20日だった。
その後、何回かご対面した親蛙が1~4枚目の写真である。(順不同)
色も綺麗し、体長も4~5センチで可愛いものである。
5枚目の写真は6月17日に撮影したもので、モリアオガエルがカメレオンのように体色を変化させるのをこの目で確認した。
私としては「新発見や~!」だったが、専門家は当然旧知の事実だった。
ただ、吉城園のガイドの方は「実際には見たことがない」と言っていた・・ので、少しエヘン。
6枚目の写真は、昼間にこれを見られたのは奇跡のようだが産卵の写真で、俗にいう「かわず合戦」。
1匹の雌に数匹の雄が抱接している。
昼下がりの情事を見てしまったような変な気もあるが、貴重な自然のアルバムを記録できた素朴な感激の方が大きい。
7枚目と8枚目は樹上の卵胞。モリアオガエルのモリアオガエルたる特徴。
これだけでも普通に人々は感激する。
実際、蛙の卵が私の頭よりはるか頭上にあるなんて・・・感激しない方がおかしい。(昨日の記事参照)
9枚目と10枚目は7月29日に撮影。
その9枚目は 〽オタマジャクシは蛙の子 鯰の孫ではないわいな それが何より証拠には 〽やが~て手が出る足が出る と唄われたとおりに手足が出てきたオタマジャクシ。
10枚目は、体長約10ミリの子蛙。
この10ミリを見つけるのにどれだけ苦労して観察したことか。
数十分、ただただ凝視を続けた。
写真の外に泳いでいる子蛙も見た。
おもわず「見つけた!」と叫んだくらいだ。
最後の写真は子蛙のためにデジタルで拡大した。
その表情を見てやってほしい。
これから「奈良のファーブル先生」と呼ばせていただきます。小冊子にするならお手伝いします。
返信削除人間万事塞翁が馬とも申します。孫の「福祉療育病院受診」のお陰で週に1回約3~40分定点観察ができました。ただ跳んだ週もありますので、惜しむらくは、卵胞からオタマジャクシがポタリポタリと池に落ちるところを撮影したかったのですが、そのタイミングには出くわしませんでした。来年が楽しみです。
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