鋏もち採るか残すか夏豇豆(なつささげ)
いま採るささげは莢(さや)のまま煮つけることが多い。
フライパンできんぴら風にしたものも妻は合格点をくれた。
短く切って、焼きそばや炒飯にもたっぷり入れている。
しかし病み上がりの妻と私だけでは到底追いつかないほど大量に成長する。
嬉しいような悲しいような家庭菜園である。
ただし、大量成長は心配ご無用で、秋に小豆のような豆になってから収穫しても良い。
そうなればいくらでも長持ちするから、わが家の折々の記念日の赤御飯となる。
もち米を加えて電気釜で炊く。
さて、いつ頃からささげを植えるようになったのかは記憶にない。
ずーっと以前に「面白そうだ」と袋の写真を見て種を購入した。
それが手間暇かからず成長したので、その後はわが家の夏野菜の定番のひとつになっている。
全く虫がつかないわけではないが、私の経験上は枝豆(大豆)よりも断然虫がつかない。栽培が楽である。種蒔き以後ほとんど何もしていない。
で、頭書の俳句もどきだが、莢の時点で収穫しようか豆にするかと迷っている状況を詠んでみた。
莢で収穫しようとする「いま」は夏で、ささげは秋の季語だから、夏井先生でなくても「話にならん」と一喝されそうだ。で、夏豇豆という季語?を勝手に作ったが「言語道断、馬鹿も休み休み言え」と言われるだろう。
7月28日のプレバト、向日葵や畜魂二十九万頭 は好いなあと思った。
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