孫の夏ちゃんファミリーが和佐又山にキャンプに行った。
「いっぱい昆虫採集をしておいでや」「カブトムシを捕っておいでや」と送り出した。
そうしたら皮肉なもので、我が家のすぐ近くで私がカブトムシを捕まえた。
残念ながら、孫の夏ちゃんも凜ちゃんも我が家にはいない。世の中のタイミングとはこういうものである。
それでも妻に見せてやろうと、手で捕まえたまま持って帰ったが、さすがカブトムシで、角や脚の力は強く、随所のトゲトゲの脚で指から血まで出しながら持って帰った。
その後、西瓜を与えて庭に出し「自然界に飛んでお帰り」と放っておいたが、西瓜に目がくらんだのか我が家が気に入ったのか、全く庭から飛び立たなかった。
近頃は、子どもの虫離れが顕著だが、カブトとクワガタだけは人気者らしい。
といっても昆虫採集に行くのではなく、デパートで買い求めるのが標準的な対応というのが少し寂しい。
ジャポニカ学習帳の表紙からカブト等の昆虫の写真が消えて何年か経つ。
人それぞれだから、「たまらない」という親子や教師を馬鹿にする気もないが、じっくり見てみると何と可愛らしいと思ってもらえるように思っている。
樹液を吸って生きるためだけにこれほどカラダを重装備するか?
「昆虫の進化」を考えると眠れないほど不思議がいっぱいだ。
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