その一、イタリアントマトは皮をむいて種子周辺のゼリー質を捨てるのが一般的な調理法とされているが、普通の日本のトマトをサラダ風に食べるには「それはない」と私は思う。白胡瓜のブログにも書いたが、種子周辺の美味しいジュースを味わわずしてなんとしよう。何なら私のトマトの果肉だけをあげようか。皮を向いて種子を捨てるのが上品な食べ方との昔々の誤報に踊らされていないか。
その二、世界的には砂糖をまぶして果物として食する国もあるようだがあまりイメージできない（私がその美味しさを知らないだけ？）し、比較的賛同者の多い塩を振って食べるのも本来の味を損なっているように私は思う。塩やウスターソースというのは戦後の青臭い品種であった時代に食べた経験や、そういう親から引継いだ生活様式の「刷り込み」ではないだろうか。・・・と言う私は、理屈ではなくマヨネーズを時々つけたりするのも同じ理屈か？？？
その三、トマトの旨味は日本料理の出汁に匹敵するらしい。私はカレーの隠し味にトマトを相当入れている。私のカレーの味は妻や子供たちにも評判だが、溶けてしまったトマトの隠し味は言い当てられたことがなく秘かに自慢している。お爺ちゃんは日々研鑽しているのだ。
その四、慣用句のように「シンプルで美味しいのは冷えたトマトをそのままで」と言いたいところだが、あえて言おう。「完熟トマトを常温でかぶりつく」が一番である。もっと言えば太陽に温められた常温だ。畑でほかほかに温まった完熟トマトにはアンデスの風が吹いている。これについては妻も積極的に同意している。このためには最低限プランターででも栽培しなくてはならない。その努力をしない者にアンデスの風は吹かない。
余談だが、我が家の二人の子供たちの離乳食はトマトだった。四六時中大きなトマトをかぶりついていた。今は爺婆が余計なことを言うといけないから黙っているが、孫がトマトをかぶっているのを目を細めて喜んでいる。
皮むき派、種取り派、塩ふり派、ギンギンに冷えたトマト派の反論コメントを乞う。食べものの嗜好に正解も不正解もないが、こんな与太話も可笑しくないだろうか。
我が家の朝はトマトとヨーグルト人参バナナなどミキサーにかけたジュースが定番。正解も不正解もないけれど丸かじり派から見ればは邪道かも？
返信削除もぎたてのトマトをかじった時に、ぬるい甘い汁が出てくるのが一番おいしいです。最近はそんなの食べていませんが…
返信削除トマトの話題なら是非！昔、木曽街道を歩いて旅行した時、辿り着いた馬篭の民宿で出されたおやつが「黄色いトマト」だった。未熟というのでなく、そういう品種だったのだろう。まるで搗きたての餅を食べているように「ミシリ、ミシリ」と歯にまとわりつくような、勿論、青臭くもなく、甘すぎもせず、あれ以上のトマトにはいまだ出合っていない。
返信削除隠居所近くの田舎の自家消費のトマト作付けは雨水に当たらないよう傘のようにビニールトンネルで作られています。私も昨年高さ２㍍位のトンネルで作りました。昔の手引き書にはこの様な作り方の記載は有りません。苗３本でしたから収穫は少なかったですが美味しかった！品種も変わっているでしょうが作り方も変わってきています。
返信削除以前、大昔の梅酒の事を投稿しましたが今日、ひょんな事で床下で見つけた昭和６１年に漬けた梅酒を飲みました。２６年前ですから瓶は埃と黴まみれでしたが中味は澄んだウィスキー色でまろやかで甘かった。飲めないワイフが氷を入れてぐい飲みで１杯！私が隠居所に行っている間に無くなりそうです。
！皆さんコメントありがとうございます。
返信削除スノウさんの「傘のようなビニールトンネル」参考になります。
狭い狭い場所にトマトと胡瓜を植えると、トマトに対する水のやりすぎか胡瓜の水不足を起してしまいます。今年もトマトの傍に植えたフェンネルは水不足で消えてしまいました。
！高原の民宿などで玄関先の船（水槽）に湧き水が流され、トマトや果物などが浮かんでいるのは文句なしに美味しいです。
返信削除今夏はトマトと豆腐のサラダにはまって毎日のように食しています、冷やして食すと甘酢ぱっ口当たりがよく思った以上に美味しいです。
返信削除因みにそのまま食べるときは朝イチのまだ冷たさが残った完熟トマトが一番好きでした、もっとも子供の頃のことですが・・・・・
ところで帽子ことですが、帽子もさることながらモデルさんがかっこいいですねモデル代が帽子よりも何倍も高くついたのでは？
！茅渟の海さん お洒落なレシピをありがとうございます。
返信削除それに比べると、私などは、豚キムチにトマトをバサっと放り込んだオムレツ風を喜んでいるのですから恥ずかしい。
モデルさんには茅渟の海さんのコメントを伝えておきます。