2018年6月14日木曜日

12日の吉城園

 12日に勉強会のついでに吉城園の定点観測に立ち寄った。
   オタマジャクシはうじゃうじゃというほどではなかったが10数匹以上は泳いでいた。今年は少なすぎないかと思っていたので先ずはホッと一安心。
 子蛙は目を皿にして探してみたが見つからなかった。来週以降のお楽しみということにしておこう。
 親ガエルは探しても探してもなかなかナカナカ見つからず、それでも辛抱強く観察して♂1匹を見つけた。

 元気なご婦人2人が「いますか?」と尋ねられたので教えてあげると、「みんなあ~」と呼びに行かれて、姦(かしま)しい吟行グループで大騒ぎになり、たちまち学芸員のように解説する立場にさせられた。
 ♂1匹だけだったし鳴き声も聞かれなかったが、吟行グループは誰も非常に満足した笑顔だった。
 そのうち吉城園の受付の人も来て、「モリアオガエルは変色しますか?」などの質問が私にとび、「去年は目の前でゆっくり変色しました」と答えると、これも「うんうん」と満足してくれた。

   一行がお礼を言って帰った後、相当な時間静かにしていると、水の中に変色したモリアオガエルを見つけた。
 顔の左側に少し緑色が残っている。(写真上でクリックして拡大して確認してもらいたい)

 日頃のモーレツな運動不足解消のため、その後、手向山八幡宮まで足を延ばした。
 この間から気になっていた「鳥の霊性」に関わって一言いうとここの家紋(シンボルマーク)は鳩(向かい鳩)である。
 宮司に「どうして鳩なんですか?」と尋ねたが、「八幡様は鳩なんです」という判ったような判らないような返事であった。(実際には理由がある)

   「向かい鳩」はどう見てもキスをしている。また2羽の鳩の間がハート型である。なので今は単純明快に良縁祈願のパワースポットとなっている。
 その上に、実は1羽の鳩が正面を向いているようにも見えないかというミステリアスな意見もあり「鳥の霊性」などそっちのけで現代風にめでたく有難いマークだと好評のようだ。
 そんなことは広く信仰の世界だから、私はその理解にケチをつける気は毛頭ない。若い皆さまお幸せに!

   青梅雨や人も蛙も変色す

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