8月にある夏祭りの実行委員会で、プロである調理師からウェルシュ菌の食中毒のことを教えてもらった。
自然界に幅広く生息している細菌で、一度「芽胞」というものができると、100℃×6時間でも死滅しない(通常の細菌やウイルスは75℃×1分で死滅する)という。
弱点は、他の細菌類とは反対に空気=酸素に弱いということだが、寸胴鍋のカレーのように空気が遮断された状態では猛烈に繁殖する。
「一晩寝かせたカレーが美味しい」などというのが一番危ない。
これらのことから『行事性食中毒』の異名も散見される。
そんなことで、ウェルシュ菌の好む環境の正反対を考えれば『ちらし寿司』かも・・という議論が優勢になっている。
わが家でも、子どもたちから「カレーの作り置きは注意」といわれていたが、「な~に、しっかり加熱すればよい」と誤解していた。
そんなこともあり近頃はキーマカレーを主に作っている。
これなら、余った分は冷蔵庫に入れておき、再加熱の際にかき混ぜれば空気に十分触れることになる。
カレーといえば1歳児からでも食べられるカレールーがある。
『カレーの王子さま』というのを使ったら小さな孫の凜ちゃんがパクパク食べたので驚いた。カレーは最強の日本食かも知れない。
孫の夏ちゃんファミリーが夕食に誘ってくれて、北印度料理に連れて行ってくれた。
正確にはネパール料理らしいが、典型的な印度料理だった。
これも日本人好みにアレンジされているのだろう。
店は大繁盛で、やっぱりカレーは日本食かも知れない。
キーマカレー、大半を食べてしまってから撮影忘れに気が付いた。
本場というカレーのスパイス探り合う
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