2018年6月19日火曜日

6弱

 大阪府で震度6弱というのは統計を取り始めてから初めてのことらしい。
 こういうことを東南海地震を除けば「想定外だった」というのだろう。

 わが家は5弱だったので少しホッとしていたが、大阪北部の友人たちにお見舞いメールを送ると、「部屋の中は阪神以上」「怖かった」「近所にドアの開かなくなった家も」と軒並み大変な様子だった。
 帰省のために家を出て新大阪でストップして1日がかりでようやくわが家に帰れた先輩もいた。
 
 先日、枚方市(ヒラカタシ)が『マイカタちゃいますキャンペーンを実施中』というのが新聞テレビで報道されたが、菅(すが)官房長官は地震の記者会見で枚方を『マイカタ』と言っていた。
 これで『マイカタちゃいますキャンペーン』に弾みがつくのではないかと私は思っている。それにしてもねえ。

 国立循環器センターの予備電源までストップした件は怖ろしい。
 あってはならないエラーも起こるものだと思うのが正しいのだろうか。
 ヒューマンエラーのことは書いたところだ。

 9歳の児童が死亡した現場はテレビで見る限り「ここを歩きなさい」と指定されたグリーン表示の歩道に見えた。これも痛ましい。

 維新与党の大阪府が災害対策の司令塔を置きたいと言っていた『咲州庁舎』のニュースがないのは「忖度」だろうか。
 高層マンションで「エレベーターが止まって困った」という声が報じられているのに『大阪府咲州庁舎』が報じられないのは意図的ではないだろうか。

 私は「公共事業悪論」ではない。水道管や学校の塀や橋やいろんなインフラ整備は必要だ。
 頭を冷やせばカジノなんぞに大金を投入するのでなく、社会インフラを更新すべきでないだろうか。
 そんな折に「水道民営化論」ですか。

 今のところ幸いにして原発の事故が報道されていないが、「原発は絶対安全だ」という人は地震の予知をできてから言ってほしい。

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