「写真は、機内から出てきて右手を高々と上げる高市首相を、背後から撮影したものだ。
時刻は深夜のため、出迎えも外務省関係者など5、6名だったようで、そのため、写真にはタラップ下で待機する日本側の関係者はもちろん、空港スタッフさえも写っていない。
深夜のことだから、この場で特段の歓迎行事のないことは問題ない。問題は、高市首相のわざとらしいポーズである。
お抱え?のメディアのカメラマンたちが正面から撮ったものは、きっと、「盛大な?米国関係者に対して挨拶と謝意を表す高市首相」に見えることだろう。
それを質の悪い誇大広告、つまりはイメージの作為的な誘導と見るのは考え過ぎだろうか。
広告のポスターは見事な「床もみじ」であった。実際に素晴らしい一枚の絵画であった。
だから、その庭園は左右に素晴らしい紅葉が広がっているように思われ、せっかくだからと縁側まで進んでみた。すると木々の後ろにはコンクリート製の施設が見えていて、進み出たことを後悔した。
絵画のような床紅葉も事実であるし、隣の施設も事実である。床紅葉を見てさらに広がる庭園を想像したのが悪いと言えば悪かった。人間の想像力、イマジネーションというのは影響されやすい。つまりは誘導もされやすい。
この内閣にはどうもそういう不誠実さを感じるのは心配し過ぎだろうか。


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