例えば徒競走では1位2位3位などとなるがそれが団体の得点に反映される。個人としての表彰はない。
「1位も2位も付けない」でもないし、やたらに結果重視でもなく、倒れた選手を助けに戻る児もいたりして、私などは「時代の流れかなあ」「小学校の運動会はそれでいいのでないか」と肯定的に感動した。
で、例の裏金問題を見ていて「彼ら彼女らはどんな教育の中で育ってきたのだろう」とふと考えた。
世の中には「違法」とか「犯罪」とかいう概念がある。もちろんそんなことをしてはならない。
しかし言いたいことは、明確に違法とされなくても「してはいけない」ことがある。それは法律の世界以上にある。倫理とか常識とか言われる。人の道でもある。
ほんとうは公教育が諭すべきことだろうが、教員は点数(偏差値)の「成果主義」で統制され対応不十分だ。
もう一つは本来は宗教の出番ではないかと思うのだが、この世界のことはよくは知らないが玉石混淆。ただ私は心ある宗教家がもっとものを言うべきだと感じている・・というか希望を持っている。
政治家が裏金作りなどしてはならない。
テレビなどを見ていると、まるで「記載しなかった手続きが問題」みたいな議論があるが私は間違っていると思う。
この先のことは判らないが、あまりに酷い者は検察の対象になるだろうが、小者?はお目こぼしがあるかもしれない。
しかし、彼らはみんな「人の道」を踏み外した者たちである。
「それでも自民党に政権担当能力」なる議論をする者がいるが、はっきり言うと官僚機構がしっかりしておれば政権交代でこの国は素晴らしく改善される。
旧民主党はマスコミや話題・人気に乗ろうとして官僚や公務労働者を働かせなかった。私はそう思っている。
そこを真面目に反省して今こそ落ち着いた政権交代を高らかに訴えるべきときでないか。
人の道を踏み外した、精神の卑しい者たちを選挙で二度と選んではならない。
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