この事件の現場は大阪だ。
大阪で「塚本幼稚園」を経営し、幼児に教育勅語を暗誦させるなどの特異な「教育」を行っていた「森友学園」が、小学校を開設するために豊中の国土交通省所管の国有地を購入しようとしたことからモノゴトは始まった。
小学校運営の実績なし、資産もなしのこんな学校は、これまでに認可されたことはなかった。当然だ。
事実、2014年12月の大阪府私立学校審議会(私学審)では当然に「継続審査」となったが、その議事録は当初は公開を拒んでいたが後に公開されたものを見ると、多数の委員から、財務状況について「計画性がない」、「思い付きで始めたが、だいたいおかしいですよこれ」「こんな絵空事でうまくいくとは私はとても思えない」と、この種審議会としては異例ともいえる批判があり、収支計画についても疑問が述べられ、塚本幼稚園の内容についても「思想教育のような部分がある」「幼稚園教育要領からは少し逸脱している」「小学校を運営されることについては個人的には疑問」‥というものだった。
それが、なんと翌月、2015年1月27日に臨時に開かれた私学審で急転「認可適当」となり、土地売却へと進んだ。
その時点では、土地の自己所有もなく、借地契約もないものだから、不法というか無法とでも言うべきものだった。
そのときの知事は維新、府議会から1名という枠の委員は維新、そして国会で籠池氏は維新の府議らの協力も証言していた。
私がタイトルに「共犯者」と書いたことも理解していただけるだろう。
もっと言えば、モリトモのはじまりは維新にあったといっても過言ではない。
(この記事は共産党府議団サイトを参考にした)
(おさらいは後日に続く)
亡くなった人を悪く言うのは良くないこと、ということはよく理解しているが安倍元首相は別だと思っています。森友問題や今問題になっているパーティー券裏金問題でも諸悪の根源は「安倍一族」の犯罪だと思っています。
返信削除森友事件は、安倍とその権力にオモネた大阪維新なくして成り立たない事件だった。決して忘れることはない、今も第4木曜日の夕方、近財の入った合庁前で宣伝活動をやっています。私も体調が戻ればまた参加しようと思っています。
素晴らしい! 頭が下ります。
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