彼らの精神が如何に歪んでいるかを示すものに、次のような資金の移動がある。
山口県選挙管理委員会の公表した「報告書」によると、前首相が代表だった自民党山口県第4選挙区支部は今年1月に解散したが、その際、元首相の資金管理団体だった晋和会に約2700万円を移動させていた。
元首相の死後、昨年も資金を移動させており、それを合わせると計約1億6400万円となる。
その両団体とも元首相の死亡した当日2022年7月8日付けで安倍昭恵氏が代表になっている。
あの森友学園事件で国会招致が課題になった折、首相や自民党が徹底して「私人だ」と言い張った昭恵氏が、もちろん議員でもなく候補者でもない「私人」が資金管理団体の代表を称して、全くの非課税・・・もちろん相続税ももちろん、なのだから悪知恵には限りがないと言えるだろう。これが安倍派の流儀なのだろう。
これが自民党の最大派閥で、つまり政権の柱になっているわけだ。
岸田政権が末期であるのは明らかだが、遠からず訪れる解散総選挙の日に、実態はアベ政治の木偶の坊であったことを決して忘れてはならないと思う。
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